蔵のあるお店
2023.06.08

先日県外を走っていた時に、少しお土産を買おうと、ある酒屋さんを訪れました。
おすすめの地酒を3本とおつまみを少々買い、お会計を済ませ車に戻ろうとした時にふと ”蔵のある店” という看板が目につきました。
もう一度店内に戻り、少し見せてもらう事は出来ますか? と若い店主に聞いてみましたところ、

隣接県から来た事と他にお客さんもいなかったので、どうぞどうぞと得意気に店の裏手へ案内してもらえました。
すると頑丈な扉の南京錠を開けて、薄暗い蔵の中へ...

予想していた内部とは少し違い、昭和初期の雑誌やおもちゃ、ミシンなど、店主のお爺さんが使っていたものが
大切に保管されていました。興味あったら手にとって見ていいですよ! と言ってもらえましたが、
なんでも鑑定団に出せそうな高価なものに見え、私は1つも触れる事が出来ませんでした。

代わりに写真を撮らして下さい。とお願いすると、快く承諾。当時のレコードやお店で使っていた台帳など、写真以外にも
いっぱい見せて頂きましたが、興味深く質問したことが良かったのかお店の歴史について色々聞かせて頂きました。
都会では経験できない、ほっと貴重な体験をした一日でした。